行列 ロシア人と並ぶ

無駄に豪華ベッドでむかえる朝。
hotel
時計をみると6:15
あれ!?なにかがおかしい。
航空会社のお迎えは6時にロビー集合だったはず。

そういえば5時にモーニングコールで起きたはず、まさかの二度寝・・・
あわててレセプションに駆け込むと「みなさんもう出てしまいましたよ!」と急いでリムジンバスを手配してくれる。
ソウル 朝
さようなら、ソウル市街、あっというまでした。
空港につくとすでに大混雑で、大量のキャンセル待ちの人、振り替えチケット争奪戦で殺気立ってるのが伝わってくる。
ichon airport
先のロシア人集団とははぐれてしまったし、この状況はちょっと焦る。
この状況の中での二度寝は、さすがにちょっと反省。
きのうのロシア人たちが並んでいるカウンターはすでに数百人くらいいるのでは?と思うような行列。
そこに1時間並んで聞けたのは「あしたまで満席だからキャンセル待ちであっちに並んで」それだけなら先にいってよねー、と思いながら別の列の一番うしろにつく。
まったくカウンターにたどり着く気がしない。
それでもロシア人は怒ったりせず列に並びます。肝心のカウンター前になるとわー、っと崩れて取り囲んでしまうんだけれど。
3時間以上並んでもらったコメントは「満席。11時半にまたここに集まって。」と告げられるだけ。
餃子
取りあえずはもらったミールクーポンで餃子とビール。
これからウラジオストックの大学に留学するという学生さんに聞いたら(かわいそうなことに!)ホテルも食事も手配してもらえなかったというからこの台風のなか宿も食事もあったのはラッキーだったほうなのかも・・・

指定時間にカウンターに戻ると例のロシア人たちご一行(17人に増えてる!)、留学生とぼく。
行列
もうそこからはチケットをもらって移動して、待って、またあっちいって並んで、とずっと団体行動をともにする運命がまっていた。
ロシア人の結束はすごい。
実はこのひとたち、知り合いでもなんでもなく、ただ行き先がおなじウラジオストックなロシア人、というだけの仲間だったらしい。
この民族の団結力がこういうときに力になるのだなぁと感じる。
そんな彼らにくっついていたおかげで楽しくも過ごせたし、ようやくチケットを発券してもらえた、とチケットをみたら10分後のフライト!

ちょっとびっくりして「え?これは・・・」と聞くとカウンターのお姉さんも「わ!急いでー!」とさけぶ。
ので、急いで急いで、出国手続きも順番入れ替えてもらって遠いゲートまで走って、もう間に合わないかもー、というくらいでやっとたどり着いたー、どう?まにあう?
と、思ったら、焦っているぼくをさっきまでロビーでともにすごしたロシア人たちがニコニコ拍手で迎えてくれている・・・
この混乱の中、やっぱり飛行機は遅延していて、みんなゲートが開くのを待っていたのでした。
ひと安心、ということでソファにすわると続々とソフトモヒカンの兄ちゃん、口ひげのおじさん(アレクセイ。あとでまた登場します。)たちがひとりまたひとりと集まってきて、結局また彼らと一緒にぞろぞろと乗り込みます。
ウラジオストック行き
時間になりゲートがひらくとなんだかとても明るい未来を約束されたかのようなうれしい瞬間が訪れたように感じられます、たった3時間の移動するだけなのに。
ウラジオストック行きチケット
この座席指定券がどんなに貴重に思えたことか。

ウラジオストック行き
席につくまえにロシア人のおばちゃんがぼそっと「ロシアへようこそ」とつぶやいた。
本人がどういうつもりでいったのかはわからないけれど、行列と、自然の猛威の前で理不尽なほどの右往左往にクタクタになった日本人にむけた「ロシアではこんなの朝飯前よ」というような言葉に思えてしかたなかったのです。
とにもかくにも台風一過すがしがしい空のした、ウラジオストックに向けて無事飛び立ったのでした。
ロシアに着くまでにこんなにも濃い時間をすごすことになるとは、想像もしていなかったのではありますが。

次回日記でようやくロシア日記が書けそうです。

続き 到着 ウラジオストックの優しいロシア人

2012年10月 9日

ロシア日記

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